結城市 ムーヴ 「車体から微振動がする、異音がする」点検修理事例 ダンロップ本店

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ムーヴ 「車体から微振動がする、異音がする」点検修理事例

 ご入庫頂いたムーヴ

ムーヴにて車体整備の際、「車体が微振動する、異音もしている気がする」との事でご用命頂きました。

今回の記事では、実際の修理の流れを写真付きでご紹介させて頂きます。
全行程を見て頂きたい所ですが、あまりにも長くなってしまうので、主要部分のみご紹介致します。

 症状の確認と不具合箇所の特定

まずは試運転してみると、明らかに問題のある異音(ゴーっとうなり音)や、車体に微振動が伝わってきています。
音や症状からしてハブベアリングという部品が原因という事がわかりました。

更に診断していくと、その中でも右前車輪から異音が出ています。

この部品が不具合を起こしているにも関わらず、気付かず放置していると、やがて
◯焼き付きにより突然車輪がロックする
◯破損によりタイヤごと外れる
このどちらかになります。とても重要な部品です。

 早速分解を開始

右前のハブベアリングという部品が原因だと分かったので、早速分解していきます。
ハブベアリングとは車輪の軸受けになっているローラーの部分にあたります。

今回の作業は部品代は3〜4000円前後の金額になりますが、作業の手間がかかるので工賃が万単位でかかってきます。

 ステアリングナックルの取り外し

ブレーキの取り外しが終わったら、ステアリングナックルを取り外します。
ここから更に分解を進めてハブベアリングにアクセスします。

 油圧プレスを使用

ベアリングの脱着には油圧プレスを使用します。

 ハブの抜き取り

続いて緑の印の部分、ハブという部品を抜き取ります。

 ハブを抜き取った様子

ハブを抜き取った事により、ベアリングが見えました。
この何個もあるローラーが異常摩耗して真円ではなくなったり、固着したり、ガタツキがうまれてスムーズに回らなくなって異音や振動という不具合が発生します。

 分解作業完了

次にベアリングをステアリングナックルから抜き取り、無事に分解作業が終わりました。

 新品のベアリングを圧入

新品のベアリングを圧入していきます。
厳密にいうと、ベアリングの圧入後にハブを圧入という順番です。
写真では積み木でもして遊んでいるかのように見えますが、
力をかけて良いポイントが決まっていて、かつ真っ直ぐに力をかける必要があります。
また圧入は一度しか出来ず、やり直そうとすると部品が破損しますので、慎重によく確認しながら作業しています。

 圧入が終わったら組み付け

圧入作業が終わったら組み上がったステアリングナックルを車体に取り付け、すべての部品を組み付けて作業完了です。
作業後、別な車に生まれ変わったかのように静かになりました。

今回フロントハブベアリングの交換作業をご紹介させて頂きました。
これでも作業工程など、かなり端折ってご紹介しております。
万単位で工賃がかかってくるのがお分かり頂けるかと思います。

車検時など、しっかり点検整備しないとこういった不具合を見過ごしてしまう恐れがあります。
定期点検もぜひお任せください。

無料のご相談はこちらからお気軽に

  茨城県結城市で自動車修理に関するご相談お待ちしております。

茨城県結城市にあるダンロップ本店は、整備士にノルマが無いので、お客様のご要望に寄り添った柔軟な対応をさせて頂いております。

国指定の民間車検工場なので、設備力・技術力ともに地域トップクラスです。最新車両のお取扱いも可能なので、お気軽にお問合せください。


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